2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ビートルズ話し11

映画HELPについて。 この映画は前作A Hard Day's Nightがドキュメンタリータッチだとすると、ストーリー仕立ての作品です。 内容はリンゴがファンレターに入っていた指輪をはめたら抜けなくなってしまうのですが、その指輪が新興宗教団体の生け贄の指輪であ…

ビートルズ話し10

記念すべき10回目は5枚目"HELP"です。2作目の主演映画のサントラでアイドル期の最後のアルバムです。 前作でぐっとアダルトになったビートルズですが、このアルバムでは3rd以前の無邪気さも取り戻してます。ジャケも無邪気。ちなみにあれは4人が旗信号…

analogicの世界観

僕のメインプロジェクトであるanalogicは中村修(映像)と"非コンピューター"、"非楽器"をコンセプトにサウンドとヴィジュアルをリアルタイムで加工するパフォーマンスをしている。 イメージは完全に無機質で数学的科学的なものとアコースティックで感情的でア…

ビートルズ話し9

4thアルバムである意味アイドルからアーティストへと変貌を遂げたビートルズですが、アーティストとしての意識はデビュー前のハンブルグ遠征時代に養われたと思います。 プレ・ビートルズのラインナップはジョン・レノン(ギター、ヴォーカル)、ポール・マッ…

daiza no ue

昨日はLoop-Lineで3回目となるイベントdaiza no ueでした。毎回すごくいい感じです。 出演は映像の土井くん、ギター、シンセを担当の菊池くんと添野くん。 3人のソロと菊池、添野DUO。シンセのドローンやアコギとフィードバックのアンサンブルが美しく、シ…

ビートルズ話し8

4thにいきます。"Beatles For Sale"です。4のfourと売り出し中のfor saleと掛けてます。 With The Beatlesに続き、顔つき悪いジャケですね。モノクロ写真に色を付けたもので赤ら顔。 前作は全曲オリジナルだったのですが、今作は半分カバー曲。発売をクリ…

analogicリハ

やってみたところ、思ったよりダメで、一部分カットして作り直し。 そして失敗から生まれる思わぬ展開が。カットしたところを代わりにそれで埋める。 自分でいうのもなんだけど、より洗練されたかな? 今回はちょっといつもと違って、僕ら2人の個人的な趣向…

明日はリハ

コラージュビデオの方ができあがったので、本格的リハに入ります。 今回はビデオデッキ1台を映像と音に分けて出力し、リアルタイムで加工します。ビデオは映像と音が完全には同機しないように編集してあるんです。 そして今回はVJデビュー。楽しみ。 お披露…

ビートルズ話し7

初期ビートルズについて。midoriyamaさんのコメントに同感です。 初期はジョンが全面に出てる感じがありますね。3rdなんかほとんどジョンの曲だし。 ポールはその裏でいろいろなサウンドをやってますね。I Saw Her standing ThereやCan't Buy Me Loveみたい…

ポップ

よく使う言葉ですが、実はかなり奥が深い。多分ポピュラー(大衆的)からきているんでしょうが、例えばポピュラーミュージックとポップミュージックとではニュアンスが違うと思う。後者はポップアートとかポップカルチャーなんかと同じにおいがする。 ではポピ…

リハ

ついにanalogicのライブ用コラージュビデオ完成。これを使ってパフォーマンスします。 サウンド的にはディレイをつかってループさせるので、あまりやることなし。 ということで、今回は中村修と一緒に映像をいじります。 4つの手があれば、人間技を超えるこ…

ビートルズ話し6

コメントでmidoriyamaさん指摘のA Hard Day's Nightの冒頭の不協和音からビートルズの実験が始まる感じがしますね。 このアルバムの後に出たシングルI Feel Fineもイントロがフィードバックノイズから始まるし。このフィードバックは偶然でてしまったもので…

Not Necessarily Japanese Music

いやー楽しかった。いいイベントでした。河野さんお疲れさま。 一発目はmmHz。女性2人のユニット。サンプラーを使った、すごく楽しい演奏でした。好きです、こういうドタバタなセンス。 次ぎはカルフォルニアガールズの和田ちひろさん。キーボードとウクレ…

戦前ブルース

寝る前に急に聴きたくなってチャーリー・パットンとロバート・ジョンソンのCDを引っ張りだして聴いた。 どっちも20年代、30年代のデルタブルース。'デルタブルース'って名前の響きからかっこいい。

ビートルズ話し5

次は3rdアルバム"A Hard Day's Night"です。 このアルバムはビートルズの初の主演映画のサウンドトラックで、1964年当時としてはありえない全曲オリジナルです。しかも駄作なし。 タイトルはリンゴが作った造語で、文法的に間違ってます。正しくはThe n…

Analogicリハ

というか仕込み。映像と音のコラージュを作ってます。2週間前からいろんなビデオを見て、そこからある瞬間を抜き取る作業。この前は音楽ビデオからいい部分を探す。最終的にはそのコラージュビデオを使ってリアルタイムで映像と音を加工するパフォーマンス…

Chairs

2日は個人的に毎回楽しみなChairsでした。 今回の出演者は三沢泉(パーカッション)、坪口昌恭(キーボード、モジュラー、コンピューター)、関島岳郎(チューバ、リコーダー、エレクトロニクス)の3人。 前半は即興セッション。アブストラクトな感じからピコピ…