ビートルズ話し11

映画HELPについて。
この映画は前作A Hard Day's Nightがドキュメンタリータッチだとすると、ストーリー仕立ての作品です。
内容はリンゴがファンレターに入っていた指輪をはめたら抜けなくなってしまうのですが、その指輪が新興宗教団体の生け贄の指輪であることが発覚し、その指輪をめぐり宗教団体や科学者たちにビートルズが命を狙われるという大騒動コメディー。ビートルズのギャグセンスが大爆発。
この映画、のちのモンティー・パイソンとかにも影響を与えているんじゃないかな。
とにかくギャグが徹底してる。例えばカーリングのシーンではジョージが投げたのが爆弾にすり替えられていて爆発。氷に穴があいて中からダイバーが出現し、一言。「ドーバー海峡はどっちですか?」
そしてエンドロールの最後に出てくるのが「この映画をミシンの発明者に捧げる」の一文。
その他、ナンセンスギャグが盛りだくさん。最高に面白いです。