スタートーク

ナショジオでアメリカの物理学者が司会者の番組を見た。テーマは科学と宗教。無神論者の科学者の意見を聞いてイエズス会のカトリック系の神父がそれに答えるというもの。
内容うんぬんより、議論とはこういうものだということを実感させられた。好き／嫌いとか、いい／悪いとか、そういった感情論ではなく、お互い相手の意見をちゃんと聞き、それを論理的に考えて答える。批判にもきちんと感情的にならず自分の考えを相手の考えと比べて論理的に話し合う。そういう最低限の知性がないと議論はなりたたない。
好きだとか嫌いだとか、いいとか悪いとか、面白いとかつまらないとか、楽しいとか楽しくないとか、ムカつくだけですべての話をすましていては何の理解も始まらないし、そもそも議論にならんのですよ。どんなことも。