神話

人間は神話を作ることで世界の存在、自分達の存在を理解しようとした。今でもそれは続いてる。そしてその神話の神、登場人物を目指す事が目的になっている。それは存在不安が原因だと僕は思っていて、僕もたまにそういう不安に襲われることがある。
"神話以前"という企画をしました。これからも続けていこうと思っています。まだ世界と自分、自分と他人が意識的に分かれていなかった(あくまで仮定でしかないですが)、"ヒト"という生命体は何か表現をしようとしたのだろうか?もししたのなら、それは何かやらざるを得ないものがあったと思うんです。僕も何の得があるのかわからないことを続けてます。それはやらざるを得ない何かがあるから。得のため利益のためならとっくにやめてます。もちろん作られていく神話に何とかのっかていこうとする方法もあるんですが、なんだかみっともなくてできないし、そもそも自分のやっていること、やろうとしてることとは違うと感じてしまう。かといって何も考えず適当にやるのとも違うし。そう思っているヒトって今の時代なかなかいないんですかね。僕も人間社会に生きているし、存在不安にかられこともある。存在アピールをしなくてはいけない思いにもなったり、このままただやってるだけじゃダメなんじゃないかという考えが頭をよぎることもあるから、まだまだです…。

告知です。

大崎/戸越/戸越銀座l-e
2015/08/02 something & something else、神田聡と坂本拓
open/19:00 start/19:30
\2000(1drink付き)

木下和重(something)
坂本拓也(something else)

神田聡(瓶)
坂本拓也(光、オブジェ)