新年早々

31日までバイトで2日からバイトが始まるので、正月気分ではありません。
今までどのバイト先でも自分がやっていることを聞かれ、伝えなくてはならない時があります。もちろん正確に伝えるのはものすごく時間がかかるし、最終的には理解されないと思うので適当に流してます。
しかし、バイトなんかしないでそっちで儲ければいいじゃないかということを言われる時があります。僕のやっていることはそんなに大勢に受け入れられないものなのでと答えると、なぜ儲からないことをしてるのか、それは趣味ではないかと言われる。
世の中「儲かる/儲からない」だけが価値観とされている。それ以外は存在してはいけないのか。また自分のやっていることに謙虚さも持ってはならないのか。実際マスになることはないし、謙虚ということでもないのだが。
世の中、決まった型(伝統芸能、具象画、娯楽映画、J-pop、歌謡曲これ以外は存在していない)、その型の中でそれを目指し、その型の中で儲からなければ失敗、それを諦める、ということ以外の道は存在していない。
そうではなくl-eは別の道の探究をしているのです。型それ自体を作る、または型など作らない、ある型を別の目線で観察して別の意味を見つける、etc.それを誰に制限もされずに自分でやる。
何をほざいても、それが儲かる/儲からないのシステムに組み込まれ儲かれば成功、儲からなければ挫折、失敗と見なされるだけでしょうけど。
別に儲かってもいいんですよ。儲かったら儲かったで別の意味で嬉しいです。
研究なら大学院でやればいいじゃないかということも言われる。大学院に行くにはお金が必要なんです。バイトしなければならない。それに型にはまって誰かに制限されて何かをしなければならないじゃないですか。
スタートークという科学の番組でラマヌジャンについてやっていた。そこで、「いろいろな理由で教育を受けられない、また研究発表の場がないという人がこの世界に何万人もいる。その中にラマヌジャンのような人がいる可能性は高い。そういった人が発見されないのが、最も悲しいことだ」ということが最後に言われてました。今の世の価値観がその悲しい現実を作っているのを実感する。

去年最後のパフォーマンス