informationのリハに向け

informationは音楽じゃないと言い張ったとしても、音楽として聴かれる、音楽として面白い、つまらないという反応になる。というところは別にいいんです。そのディスコミュニケーションにこそコンセプトがあるので。
しかしです、今までは小説やら存在論やら形而上学やら映画やらからの自分なりの解釈を、そのまま取り込むことなくボーカル、キーボード、ベース、ドラムのいわゆる音楽バンド形態そのものに変換させてきた。でもですね、今回音楽からの影響をもろに受けてしまった。これは音楽からの影響で音楽的なことをやるというごく当たり前のことになってきたのです。
まあ、僕は音楽理論ということからは全くの素人だからその影響をそのまま持ち込むということはできません。なので、ある音楽からのイメージとか、記号、コンセプトを自分のフィルター通してinformation化するわけです。音楽から受けた音楽以外のイメージや記号などは音楽じゃないのでは?ということが今回試してみたいことなのです。
さっきから音楽、音楽と繰り返してるわけですから、音楽という概念の範疇から逃れていないことは明確です。そもそも初めからinformationは音楽ではないと言ってる時点で逃れてない。初めから逃れていなかったのです。もう音楽です、音楽じゃありませんということを言わずにinformationはinformationとしてしか存在していない状況を作りだすことを目指します。これはあくまで我々メンバーがinformationをそう捉えるということです。第三者がどう捉えるかはディスコミュニケーションのままにしておきたい。