無について

朝起きて、急に思いが溢れ出てきた。いくつか箇条書き的ではありますが。
死は生きてるものには無くなってしまうことですが、死んだものにとっては、人間の社会や言葉や意味からの解放なのではないのか?無を感じるのは生き残った人間だけが感じるものである。無になったものは無すらない。

ヤスパースの"哲学入門"に「哲学は役にたたないものである」と書かれている。これは人間社会にとってである。役にたたないというと、必要のないもの、あってはいけない無駄なもの、と解釈される。僕にとってはそれは全く異なる。そこにこそ存在の本質があると思っている。存在しかしていないからである。