2010年03月30日 fancy dress ball 1st live !

open/19:00 start/19:30 〜21:00
\500+1drink order

出演
奥山創(guitar)
チルダ(analog synthesizer)
つちや‘ミサンガ‘ひろあき(keyboard)


その音楽に名前はあるのですか?


不思議な廻り合わせのように私はその音楽に出会って、そしてその音楽は私の心の中のうまく説明出来ないさみしさだったり、
むなしさだったり、溝のような隙間のような部分に入りこんでしまったのです。

その音楽は今でも全く得体の知れないものであり、不可思議なものです。
でもその音楽が「人間の生理的な部分に直接関わっているだろう」という実感はあるのです。

その音楽は時として攻撃的であり、
時として完全な平和であり、
時としてはりつめた静けさがあり、
時としてノイズの入り乱れた混沌があり、
時として重なったり
離れたり
応答したり
いなくなったり
戻ってきたりします。

自分の心の声を聴きながら音が繋がれていく中で、
その音にその人そのものが現れる瞬間はあるのだと思います。

そしてその時、その人自身は自意識とは離れた場所にいて、
空気の中を伝う振動の中で、
その人は音になるのです


そんな願いにも似た気持ちを抱きつつ、私の日常は過ぎていきます。

自分の中にあったものがなくなってしまったとしても、
音楽はまた少しずつ私の中に入っていき、
音楽はまた少しずつ私の中から出ていきます。

その音楽はそこにあるのです。

そしてそれが私の、私たちの手の届く半径5m以内にあるリアリティなんです。


“その音”は3月30日ループラインにあります。

たぶん変な世界に行けると思います。
来てみては、いかがでしょう?