2009年11月26日 「エリオットの眼」

19:30開場/20:00開演
1500円+drink

三角みづ紀(詩と歌)
http://misumimizuki.com/
吉田隆一(バリトンサックスとバスクラリネットとフルート)
http://members.jcom.home.ne.jp/sincerely1/

処女詩集の中原中也賞受賞により注目され、現在、日本現代詩界において重要な存在になりつつある詩人、三角みづ紀のもう一つの側面が「ウタウタイ」である。

そして、音楽家/吉田隆一のアイデアにより

「拡声/音響処理をほどこさない、また、ベルカント唱法での発声もしない、ごく自然に発声した歌声と語り声の音量を「場」に於ける最大音量とする」

という手法を用いるユニットが「エリオットの眼」である。

「演者」「観客」「場」の関係の解体/再構築を目論みながら、同時に、リラックスした柔らかな「時間」を生成させることを命題としている。

*なお「エリオットの眼」というユニット名は、長詩『荒地』を記したイギリスの詩人トマス・スターンズ・エリオットの名に由来する。

(文責/吉田隆一)