2009年11月02日 イヴァー・グリッデランド+秋山徹次、イル・グランデ・シレンツィオ(小川敦生+佐藤実)

午後7時30分時開場、8時開演
2,000円 + ドリンク代

イヴァー・グリッデランド(エレクトリックギター、from Norway)+秋山徹次(エレクトリックギター)
イル・グランデ・シレンツィオ [小川敦生(バンジョー)+佐藤実(自作装置 /RP3M)]

Ivar Grydeland
1976年ノルウェートロンハイム生まれのギタリストのイヴァー・グリッデラン ドは、90年代にキャリアをスタートさせた。エレクトリックギター、アコース ティックギター、ペダルスチール、バンジョーを演奏。フリージャズ演奏家とし て出発するも、新しいサウンドとジャンルを取り込むため、その後も引き続き実 験的スタイルを発展させてきた。グリッデランドの音楽スタイルは、フリージャ ズ、直観音楽と呼ばれている即興演奏の伝統を焼き付くす。現時点の主なグルー プは、ノルウェーのレーベル Rune Grammofon からのリリースがあり、 Ingar Zach、Tonny Kluften とのアブストラクト・ドローン・アメリカーナ/ヨガ・カ ントリー・バンド「Huntsville」、それにECMからのリリースがある Christian  Wallumrød, Xavier Charles 、I. Zach との 「Dans Les Arbres」等。即興演 奏家としては、Nels Cline/Glen Kotche(Huntsvilleとして)、Tony Oxley、 Paul Lovens、Martin Tetréault、Axel Dörner 他、数多くのグループや音楽家 と共演の機会を持ってきた。また彼はノルウェーの女性アーティスト Hanne Hukkelberg のバンドのメンバーでもある。 I. Zach と共に即興演奏に焦点を当 てたレーベル SOFA を運営。

秋山徹次
ギターという楽器の持つ特質に、自身の欲求をミニマルかつストレートな形で加 えていくことによる、原始的で即物的な意味合いを含んだ演奏を得意とする。
ミクロからマクロに至る音量を、繊細に、ときには大胆にコントロールし、身体 の電子化を試る。
http://www.japanimprov.com/takiyama/takiyamaj

IL GRANDE SILENZIO
引き延ばされた時間の中に刻まれる、物音とバンジョーの乾いた響き。

小川敦生
均一な線による緻密なパターンの集積で、作品を紡ぐドローイング作家。
装飾ともグロテスクとも取れる過剰さは紙の上に止まらず、壁面、ガラス等々に も侵食している。
また、その執着は盤の上を渦に走る線にまで及び、選曲、演奏に至る。
COMMUNE DISC傘下ZOO PARKからリリースの、古ぼけた/ふやけた音源を集めたmix CDのようなものまで。
http://www.turqoiserosco.com/atsuo_ogawa.html

佐藤実 minoru sato -m/s, SASW
アーティスト。1989年より"m/s"名義で活動をはじめる。1994年-2006年レーベル 「WrK」を運営。
世界の成り立ちとその記述という観点から、物理現象と概念に焦点を当てたイン スタレーション、パフォーマンス、執筆などの活動を行っている。
近年の活動としてTransmediale(Berlin,2008)、Happy New Ears(Belgium,2008) への出品、吉田アミのための作曲作品やASUNAとの共作などがある。
www.ms-wrk.com