2009年10月17日 Loop-Line上映会

open/19:30 start/20:00
1500円+1drink

角田俊也 + 坂本拓也 / Toshiya Tsunoda + Takuya Sakamoto

私はこれまで録音や音関連の制作を発表してきたが、実は密かに映像も収集している。映像では色彩に関する問題を追求したい。最近、欧州中世哲学の本を読んでいるが、そこには光についての考察がある。ややこしい文章を追っていくと色彩に関する思わぬ自分の盲点に気づいた。先日Analogicの坂本氏のパフォーマンスを見たが、それはとても納得できるものだった。色彩に関する発表にはまだ躊躇があるが、彼の協力でまずは当たって砕けてみようと思う。(角田俊也)

プロジェクター2台を使い、色、光、形、配置、動きによるパフォーマンスを通じてフレームの内と外の関係性に焦点を当てます。(坂本拓也)

田巻 真寛 / Shinkan Tamaki

フィルム作家。作品は主にサイレント(無声)ながら、視覚のみならず聴覚の拡張も試みている。また、フィルムの持つ物質性を最大限に抽出する手段として、現像も自らの手で行う。映画を作る、というよりはフィルムそのものを作っているのかもしれない。