2009年10月08日 Proletarian Meeting vol.19

open 19:00 start 19:30
2,000円 + ドリンク代

Raed Yassin(コントラバス、テープ、エレクトロニクス)
Paed Conca(バス・クラリネット、エレクトロニクス)
中村としまる(ノーインプット・ミキシング・ボード)
ヒグチケイコ(ヴォイス)
秋山徹次(ギター)

Praed [Paed Conca (パド・コンカ) + Raed Yassin (ラエド・ヤシン)]
Praed は単なるデュオではなく、多彩な楽器やテープやラジオからの音、視覚要素が織り込まれた、動的な空間の広がりである。
この多様性が、このデュオのオリジナリティの核となっており、いくつかの階層になった解釈を提示し且つそれらを同時に成立させ、どのような状況・環境にも安住することなく、特異な音とイメージのミックスを展開する。
それは絶え間ない構築と解体の連続で、組み立てられたものはすべて消され、取り戻され、加えられ、差し引かれていく。

Paed Conca [パド・コンカ]
ベース/クラリネット/電子楽器を使う作曲家、即興演奏家
舞台、映画、小規模なアンサンブルに音楽を提供する。
ヨーロッパ、ロシア、日本、レバノンでツアーの経験があり、ヨーロッパを中心に、フェスティヴァルへの出演もある。

Raed Yassin [ラエド・ヤシン]
映像・音響・視覚芸術家。音楽家としてもダブル・ベース/テープ/電子楽器を演奏し、またキュレーターでもある。
1979年ベイルート生まれ、レバノン大学演劇学部卒業。
彼の作品は、画像/音楽/文章/コンセプトを用い、メディア/都市/現代芸術の歴史/アラブ社会の映画/ポルノグラフィ/ポップ・カルチャー/災害/アーカイヴに関するテーマに基づいて制作されており、広くヨーロッパ、中東、アメリカ合衆国と日本で発表されている。
アムステルダムベイルートを行き来して活動している。

ヒグチケイコ (voice)
米ボストン・ニューヨークでフリーインプロバンドSaturnaliaのメンバーとして即興演奏を始め、その活動はImre Thormann(舞踏)、mori-shige(cello)とのヨーロッパツアー(99、00、03年)、その他演劇等とのコラボレーション、佐藤行衛、mori-shigeとの「0.03」や「羊柿」(鈴木峻、Cal Ryall、ヒグチ)そして、ピアノ弾き語りソロ(2008年秋ビショップ・レコードから「LoveHotel」をリリース)など様々な活動を展開中。
これまでにTatsuya Nakatani、Audrey Chen、Greg Kelley、竹谷明美(ウィーン)、Jacob Kirkegaard、John Voigt、今井和雄など、国内外のミュージシャンと共演。