ビートルズ話し

さあ、サージェント・ペパー盛り上がってますが、その後です。
たしか世界初の衛星放送のテレビ番組"Our World"にイギリス代表で出演します。
All you need is loveのレコーディングを放送したんですよね。会場にはローリングストーンズやエリック・クラプトンキース・ムーンの姿も。
”愛こそはすべて”でラブアンドピース。ヒッピーの時代まっ盛りな感じですね。

ジョージは実際にヘイトアシュベリーに出向いてます。そしてヒッピーの現実を目の当たりにして幻滅するんですね。

"愛と平和をスローガンに若者がクリエイティブに生きているなんて嘘で、実際はドロップアウトしたニキビ面のガキがドラッグづけになり、道ばたで他人に物乞いをしていた。あんなのはアル中の乞食と同じ。"ってなこといってます。たしかに愛と平和がヘイト(憎悪)アシュベリーにてって。(駄洒落です。すいません。)

ドラッグカルチャーの実体を知ったビートルズはさっさとそこから抜け出し、東洋思想の世界にハマっていきます。
そしてインドの導師マハリシ・マヘシ・ヨギにマントラの手ほどきを受けにインドへ向かいます。

でも見切るの早いっていうか、まだ67年ですよ。ウッドストックの2年前。ヒッピーカルチャーはまだまだこれからなイメージですよね。賢かったんですねビートルズは。そういったロックフェスに一度も出演してないし。現実的だったんですね。パンクですね。