火曜日

宇波拓さん企画でした。ご来場ありがとうございました。
最初は磯端伸一さんのギターソロ。杉本拓さんの曲や現代音楽の曲などをやってくれました。
次に宇波さんと江崎将史さんのデュオ。ワントーンのトランペットと宇波さんもトランペットっぽい音がしてた。
最後に杉本拓さんと木下和重さんと磯端伸一さんのトリオ。木下さんのキリキリ音と磯端さんの弦を弦にパシっと当てる音、杉本さんのピンとかポンって音がよかった。たまにジャラーンってギターの音がしたところが印象的。

家に帰って杉本さんのCDを聴いて、ちょっと思い出したことが。

以前、クラシックとかポップスをやっている人何名かに杉本さんのCDを聴かせたところ、こんなの誰でもできるじゃん(かなりバカにした感じで)という感想をよくもらった。
確かに。でもあなた達はこういうアイデアを持ってないし、こういう演奏を今までもやってきてないし、これからもやらないでしょ。それってできないのと一緒じゃないの?とよく思ったものだ。
それにタイミングや音色などはやっぱり杉本さん独自のものだし、コンセプトだってもちろんそうだし、簡単に"誰でもできる"っていう感想とか批判って好きじゃないな。
ある意味誰かが同じ楽器で同じ音を出してもそれは厳密には違う音で、それぞれオリジナルなものだと思う。