いろいろ学んだ

カール・ストーンさん、サム・べネットさん、坪口昌恭さん、パードン木村さん等のライブをLoop-Lineで企画しanalogicで共演もしてきて、自分に素直に表現することを改めて学んだ気がする。
彼らのライブを聴いていると新しい価値観や時代の最先端とか芸術の最先端とかどうでもよくなる。それより自分は何が好きなのか、どういうことがしたいのか、それをいかに素直に表現するかと言ったことの方がはるかに重要に感じる。
もちろん彼らが古いとか言っているのではなく、新しいとか古いとかっていう価値観で判断できないのである。それってすごいことだと思う。
もちろん新しい表現を追求するのは重要だと思うが、それに躍起になって自分が本当に楽しめるものが何なのかがわからなくなってしまい、新しいかどうかでしか善し悪しを判断できなくなってしまうのもどうかなと思う。
僕は彼らのようなフレキシブルで独自の立ち位置にいるアーティストに憧れてしまう。