ビートルズ話し13

昨日は店でmidoriyamaさん、BUGさんと久しぶりのリアルビートルズ話しでした。
ラバーソウル、語るの難しいです。傑作だし、歴史的にも重要な作品なんですが。3人であーでもないこーでもないと言っていた結果、このアルバムは内向的エネルギーが強い、かなり個人的な思い入れが強いアルバムだということでした。
でも、語りますよ。このころのツアーではNowhere ManとIf I Needed Someoneしか演奏されてない。というかこの2曲しかライブで再現できなくなってきてるですね。これはライブバンドからレコーディングアーティストへ変わった象徴的なできごとですね。
そしてこのアルバムの前後に発表されているシングル、Daytripper/We Can Work it OutとPaperback Writer/Rainでは史上初のプロモーションビデオが作られてます。ファンの混乱でビートルズはテレビ番組の収録さえできないくらいで、だったらビデオを作って番組で流してもらえればいいという考えからのアイデアでした。ジョージ曰く"MTVは僕らの発明だ。"
特にPaperback WriterとRainのプロモは今でも通じる。かっこいい。
あと今気が付いたんですが、このころポールのベースプレイとリンゴのドラミングがかなり進化してる気がする。Rainなんかすごいし、Think For Yourselfではベースにファズをかけてリード楽器と化してる。
それから初期からスモーキー・ロビンソンのカヴァーとかソウルやモータウンなどの意識が強かったビートルズですが、Drive My Carなんかオリジナル白人ソウルの先駆的作品だったりして。ラバー・ソウルだし。