ビートルズ話12

みなさん、お久しぶりです。ビートルズです。ついに中期に突入。"Rubber Soul"です。
前々回かな?彼らがツアーに疲れ果て、ライブに魅力を感じなくなり始めていることを書きました。では彼らはどこに逃げたのか、レコーディングスタジオとLSDです(笑)。ここからレコーディングアーティストとして時代を突っ走っていきます。
サウンドは前作で登場したオルガンがかなりフィーチャーされてますね。モータウンやフォーク、バロックシャンソンなどロック以外の音楽も取り入れられ、まさにビートルサウンドとしか言い様のない世界が出来てきました。特にジョージが持ち込んだインド楽器シタールが印象的です。12弦ギターに続きジョージは変わった楽器が好きですね。サイケのはしりです。今後大流行しますね、ラーガロック。
ジャケットも斬新です。4人の顔が歪んだ写真を使った印象的なジャケです。当時はレコードジャケットなんて単なる集合写真でしかなかったのですが、ビートルズはそれを一つのアートとして提示したんです。まだ世間的にはアイドルだッたため、結構評判悪かったそうです。
そして作詞の面でもかなり飛躍が。特にジョン。Nowhere ManとIn My Lifeはホントにすばらしい。個人的にはジョージの2曲もかなり好きな歌詞です。"君の番号をウチの壁に書いてくれたら、僕から電話があるかもしれないよ、誰かが必要になったら。"なんていいですよね。壁にって。内向的ですね。家から出てきた時とか帰った時に書いてあったらいいなって感じでしょうね。直接的な接触はしないんですな。すいません、ジョージびいきです。