イベントいろいろ

えーと、まとめて感想書きます。

まずは大島輝之さん企画”涼弦。大島さん率いるギターカルテット+イトケンさん。
これは面白かった。いい意味で笑えました。コンピューターが夏にちなんだ合い言葉(アイスコーヒー、ソフトクリーム、風鈴など)を発し、その指示に従っての演奏。例えばアイスコーヒーの時は弦を擦るとか。
それから、親がいてそのひとの弾き方を全員でまねするのも最高にうけた。
大島さんのユーモアのセンス、ホントに最高。さらにファンになりました。

次ぎは三沢泉さん企画"chairs vol.4"。菊地雅章さん(Base, electronics)ソロと三沢さんと高良久美子さんのマリンバ+ヴィブラフォンDUO。
菊地さんはウッドベースをシンセに繋いでの演奏。生音と電化された音響が混合したクールなサウンド。パンニングも気持よかった。
三沢さんと高良さんはライヒを連想させるミニマルミュージック。マイクで拾った音をループしてさらに重ね、それをカオスパッドで変化させたりも。ライヒ音響派の融合か。とにかく気持よすぎ。
最後は3人でのセッション。これもなんとも形容しがたい不思議ワールド。でもポップなところが粋です。さすが。

そして、Loop-Line企画"Several Particle Sound Waves vol.4"
最初はSkist。様々なおもちゃを使ったアブストラクトな音で挟む形でポップなうたものを披露。毎回飛び道具で楽しませてくれます。サムさんのリズミカルな楽曲に乗るはるなさんの声がいい。
次ぎが青木隼人さん。アコースティックギター一本で美しい音楽。先に針のついた糸を弦に当てながらの演奏が良かった。青木さんのライブって味があってホントいいです。
3人目はイトケンさん。パーカッション類をループさせて重ねていく演奏。初めての試みとは思えない完成度。展開が読めなくて面白い。すごい気持よかった。最後はノイズで終了。
最後に坪口昌恭さんのモジュラーソロ。前回よりも格段にレベルアップしてました。最初はアブストラクトな音響で段々と音楽的に構築していく。ストーリー展開が見事でした。見た目もかっこいい。
さらにサムさんの呼びかけで全員セッション。この面子でセッションってかなりレアです。いろんな音が飛び交って、リズムも出たり入ったり、聴いててめちゃくちゃ楽しかった。とにかくサムさんのエンターティナーぶりに脱帽。
そしてDJ他、企画を手伝ってくれた稲益くんありがとう。大成功でした。

みなさんすばらしい企画、演奏ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。